新規独立開業するには
開業を思いたった日から開業するまでの過程では、事前に調査・検討したり、準備すべきことがいくつもあります。 事前に検討する内容や、何を準備していくかによって事業の成功が大きく左右されます。 開業の目的を明確にする事から、資金的な準備、拠点を探す準備など、ここでは新規開業までの流れに必要な事項を 取りまとめていますのでご参考頂ければ幸いです。
・開業の動機
どういった目的でどういった事業を行いたいのかを明確にしておく必要があります。 事業の良し悪しは景気によっても左右されますが、あらゆる困難や障害を乗り越えて継続していく意思を持ち続ける為にも、 目的や目指すものはしっかりと明確に考えておきましょう。 登記に必要な定款には主な事業内容や目的の記載も必要です。
・設立する会社の拠点
目的を明確にしたらそれに合わせて拠点となるオフィスを探す必要があります。 自己所有の一軒家をお持ちであれば、そこに登記をする事も可能ですが、そうでない場合は手頃なオフィス・事務所を借り、 そこで登記をする必要があります。 個人から起業される場合、一度個人の名義でオフィスを契約し、登記後法人契約に切り替える方法もあります。 個人で契約するには保証人が必要となりますので、ご家族の方の理解と協力を仰ぐ必要もあります。
・拠点となる貸事務所、オフィスの探し方について
貸事務所、オフィスを探す際にはほとんどの方がインターネットで情報を集める事から始められると思います。 始められる事業の内容や従業員の人数によっては必要な広さや環境、立地も違ってきます。 不必要に広い事務所を借りてしまってスペースを持て余してしまう事だってありえますし、逆に荷物や機器が入りきらなかった、なんて事も。 まずは当社にお問い合わせ下さい。ご予算をお伺いさせて頂いた上で事業内容や従業員の人数、今後目指す事業展開にピッタリの 事務所の情報をご提案させて頂きます。 当社は新大阪を中心としたエリアの貸事務所、オフィス、テナントビルのほとんどを取り扱う事ができますので、 数多くの候補物件をご提案させて頂きます。 また、貸事務所にはマンションタイプの貸事務所(SOHOタイプ)というものがあります。
【マンションタイプの貸事務所】
当初は個人として契約し登記後法人契約に切り替える、また業務は当面一人でも行えるといった場合、 マンションタイプの貸事務所がお奨めとなります。 初期の費用や月々の賃料も割安で、下積み期間として使用するには十分な広さを確保できます。 特に新大阪や西中島周辺には事務所使用が可能なマンションが多数有り、住居兼事務所としてもお考え頂く事ができます。 欠点として言えば、トイレの清掃はご自身で行わないといけない事ですね。 室内にはそういった水廻りの設備もありますので、火災保険への加入は必須となります。 建物によっては電気容量が少ないところもありますので、パソコンの台数が多かったりサーバを設置する際には、 電気容量を確認しておきましょう。場合によっては増設する必要も出てくるかもしれません。